凄かったーー☆

星組大劇場公演「スカーレットピンパーネル」観てきました
とにかく前評判で「スゴイ」らしいとは聞いてましたが
始まってすぐにとうこちゃんがあの素晴らしいソロを
聴かせてくれただけでもう鳥肌っ

お稽古場映像なんかで部分的に見て(聴いて)
「すっごいいい歌やなぁ」と
思っていた「ひとかけらの勇気」、生で聴くと一段と名曲
もちろん、とうこちゃんの歌唱力あってこそですが
とにかく劇中色んな人がこの曲を歌うので、
そのたびに鳥肌でした

では、順を追って感想を
もちろんネタばればれです
(そして超長いです

お芝居始まってすぐに銀橋を荷車引っ張りながら登場したすずみん
気を取られていたら、もう一人荷車の後ろに人が・・・
何かボロボロの衣装やし顔もほとんど隠れてて
「誰・・・?あれ・・・?・・・って、とうこちゃんっ
ほんのちょびっと見える唇でパーシー・とうこちゃんと判明
「だてにオリジナルグッズのマークに唇の絵使ってないね
と、妙に納得してしまいました

本舞台には革命後の混乱するパリの街の市民が大勢
そこに現れるちえちゃん演じるショーブラン
めっちゃカッコいいです、ちえちゃんっ
黒い髪、黒いシンプルな衣装がやたらにカッコいい
常にあの低~い声で居丈高に怒鳴ってて、迫力満点ですっ
まんまとスカーレットピンパーネルに出し抜かれて
鼻息荒く怒っちゃってます

そしてこの場面であの主題歌「ひとかけらの勇気」を
朗々と歌いだす安蘭様
いやー、ホントに美声です
聞き惚れます
鳥肌です

(もういい、って?)
あ、ちなみに歌いだす前にちゃんと扮装のボロ衣装は
脱ぎ捨てて麗しい貴族様のお姿になってらっしゃいます

続いてのコメディ・フランセーズの場面
「コメディ・フランセーズ」と聞いて、雪組担当の私はついつい
「ジョルジュ君がドビルパンさんにサーカスの話しに行ったときに
 この名前出てきたなー

ぼんやりダーリンの事を考えちゃいましたが、今はそんなアホ話はおいといて。
この劇場の大女優、マルグリット・サン・ジュストを演じるのが
あすかちゃん
ですが、大女優という貫禄と華やかさが
十分にありまくりで歌も素晴らしいしものすごい存在感でした


パーシーはマルグリットにも自分の正体を隠しているので
彼女の前ではオチャラケた感じなのがとっても
可愛くて面白いのです
ショーブランが全然笑わない役だけに、時には真剣な顔だったり
時にはふざけたりして色んな表情をするパーシーとはものすごく対照的
間にいるマルグリットはパーシーの前では穏やかで幸せそうに微笑んでいて
ショーブランに対しては厳しい態度になるのですが、それも最初のうちだけで・・・

パーシーとの結婚当夜、ショーブランにある取引を持ちかけられ
断りきれずにOKしてしまうマルグリット
でもその取引で結局ショーブランに裏切られることになった上、
自分でも知らずに最愛のパーシーをも裏切る事になってしまって
そこからこの2人、パーシーとマルグリットのすれ違いが始まります

そしてパーシーもまた自分の信念を貫く為にスカーレットピンパーネルとして
活動しフランスの貴族達を救っていたのに、マルグリットのせいで
犠牲者が出たことを知り、彼女に不信感を抱き始めます
それでもマルグリットを愛しているからこそ彼女を信じようとし、
自分の正体をマルグリットが知ることは彼女をも危険にさらすと考えて
あくまでも自分こそがスカーレットピンパーネルであることを秘密にしようとするのです
そんなパーシーの不可解な行動がマルグリットを不安にさせ、
どんどん2人の距離は広がっていってしまうんですが、
お互いがお互いを愛して思いやってこそのすれ違いが
観ていてものすごく歯がゆかったです


パーシーはイギリス人貴族である自分の友達数名と
ピンパーネル団を結成し、そこにマルグリットの弟アルマンも
自分から名乗りを上げて参加、パーシーを筆頭に9名で
フランスの貴族達を救う為に立ち上がります

イギリスからフランスまではもちろん船で移動するのですが
その船内で様々に紛争してパリの街に紛れ込むスカピン団
パーシーを除く男役8人が女装した姿はホンマに笑えます
すずみんはかなり可愛コちゃんになってるんですが
しぃちゃんは・・・
デカイ何か迫力がスゴイ
可愛コぶってもムリが・・・

いや、しぃちゃんは好きなんですよ、誤解のないように言っておくと
スカピンにはこういうコメディ場面がいくつもあって面白いです

で、コメディ担当なのはしいちゃん達だけじゃなくって。
とうこちゃんがっ
めっちゃ胡散臭い扮装で怪しい外国人になって登場っ

この外国人、グラパンっていう名前なんですが
ナゼかロベスピエールととても信頼関係があって
秘密もどんどん聞き出しちゃう
扮装も胡散臭いですが、いや、扮装というかルパンみたいに
仮面見たいのつけてて顔も変えてるし、喋り方が
めっちゃ変なアクセントでとにかく全てがやのに
ナゼか騙されてるロベスピエールが笑える


そしてグラパンやってる時のとうこちゃんはまさに
やりたい放題
アドリブなんだか何なんだかわからんとこがいっぱいでした
ロベスピエールは常にショーブランを引き連れて登場するので
ちえちゃんもいじられまくりで笑かされてるのに
役柄的には絶対笑えないから超可哀相

でも観てる方はとっても楽しませてもらえます

スカピン団の大きな目的はフランスの王太子、
処刑されたルイ16世とマリー・アントワネットの遺児である
ルイ・シャルルを幽閉されているタンプル塔から救い出し
イギリスに亡命させること
ロベスピエールやショーブランの目を欺いて
無事ルイ・シャルルに接触する事に成功し
「準備を整えて必ず救い出しに来るからそれまで
待っていてください」
と王太子に告げるパーシー
そして、「くじけそうになった時にはこの歌を歌って
勇気を奮い起こしてください」
「ひとかけらの勇気
歌って教えるのです

このルイ・シャルルを演じているのが若干研2の
水瀬千秋ちゃん(娘役)
さすがに歌がとっても上手で、とうこちゃんとも
見事な歌声を響かせてました

イギリスとフランスを行ったり来たりしながら
多くの貴族を救出し、また、王太子を救い出すための
準備を着々と進めるパーシー達
アルマンはスカピン団の活動のため、恋人のマリーを連れて
再びフランスに戻ります

アルマンを演じるのは和ちゃん、そしてマリーはねねちゃんが演じていて
とっても爽やか美男美女カップルなんです
パーシー&マルグリットカップルが誤解の上とはいえ
ギクシャクした夫婦関係になっているので
このカップルのラブラブした感じがとっても微笑ましいです

スカピン団に何度もしてやられているショーブランは
「スカーレット・ピンパーネルの正体はイギリス人貴族」
という情報を得て、イギリスへ全権大使として乗り込んできます
そこでパーシーは彼の目を欺くため、わざと軽薄なふりをして
派手な衣装でプリンス主催の舞踏会に出席し、
ショーブランを呆れさせて目をくらますことに成功します

この派手な衣装っていうのが、とにかくスゴイ
スカピン団の全員が羽織っているコートがアニマル柄なんですよ
それも色が普通のアニマル柄とは違うんでめちゃくちゃ
奇抜な衣装になってます
パーシーは普通の(?)ゼブラ柄ですが、これも見ようによっては
チョコパリ(アイスの)柄にしか見えん
あとは青い豹柄とか紫のゼブラ柄とかもはや何柄か
さっぱりわからんことになってる色合いのキリン柄とか

この王宮舞踏会の場面で一幕は終わるのですが、
休憩あけて二幕始まってびっくり
一幕の終わりとまったく一緒の場面=全員同じ衣装
DC公演とかでは観たことあるけど、大劇場では珍しい演出ですよね
ちょっと新鮮でした
この王宮舞踏会には、イギリス貴族であるならスカーレットピンパーネルが
出席しているのではと睨んだショーブランも来ています
そのショーブランの元にフランスにいるアルマンが
スカーレットピンパーネルと繋がりがあるのではとの
疑いで捕まったとの知らせが
それをネタにマルグリットに再び接近し、
協力するよう迫るショーブラン
不本意ながらも協力せざるを得ないマルグリットは
パーシーの友人、フォークス(すずみん)が怪しい手紙を
手にしているのを見つけます

私が星組で一番好きなすずみん
前公演「エル・アルコン」ではあんまし出番なくて残念でしたが
今回はいっぱい出てきます
しかも貴族の役なんで、その貴公子っぷりがハンパじゃない
ホンマに「王子様」な雰囲気がビシバシ漂ってる人ですよねぇ
「素」で喋ってる時はあんなにコテコテやのに
そういうところも好きなんですけどね
プログラムに載ってるスチール写真なんてもう
すっごい素敵なゆるカールのロン毛で
いつからか分かりませんけどなんかすずみん大好きなんですよねぇ

えーっと、脱線しちゃいましたねぇ
話を戻すと。
そんなこんなで(はしょりすぎ)アルマン救出の為に
パリにやって来たパーシーは再びグラパンとして
ロベスピエールに近づき、ひとまず最大の目的である
王太子救出計画を実行に移します
で、見事タンプル塔から救い出し、マリーの元で匿ってもらうのですが

スカーレットピンパーネルである正体を隠しているはずの
パーシーが、王太子をマリーの元に連れて行ったら
バレるんじゃないの?と思ったあなた
そうなんですよ
実はアルマンは「君に隠し事をするのはイヤだから
とかなんとか言って、さっさと自分達の活動内容と
スカーレットピンパーネルの正体がパーシーであることを
マリーに教えちゃってたんですよ
アルマン、口軽っ
とにかくそんな事情でマリーも全てを知っているので
ルイ・シャルルを「自分の甥」として自分の家に
匿っていたのですが、そこにマルグリットがやってきてしまいます

マリーとルイ・シャルルのやり取りからシャルルの正体を知った
マルグリットはもちろん驚きます
シャルルは自分がパーシー・ブレイクにーという人物に
助け出された事をマルグリットに告げます
ここでマルグリットもようやくスカーレットピンパーネルの正体が
自分の夫・パーシーであることを知るのです
そして彼の今までの不可解な行動にも納得でき、
これからもう一度彼と向き合う勇気が欲しいと言うマルグリットに
シャルルはパーシーに教えてもらった歌があると言います
マルグリットはシャルルに「私にもその歌をお教えください」と頼むのです・・・

ロベスピエールとショーブランは力の衰えてきた
ジャコバン党を再び盛り上げるために、マルグリットを
利用しようと考え、コメディ・フランセーズでジャコバン党を
支持する歌を歌うようアルマンの事をたてにとって脅します
グラパンに扮したパーシーもここに現れ、ショーブラン達と共に
マルグリットの歌を聴くのですが、彼女が歌い出すのを聴いて
とても驚きます
彼女が歌ったのはショーブラン達が指示した歌ではなく
自分がルイ・シャルルに教えた「ひとかけらの勇気」だったから

この場面、あすかちゃんの美声にも鳥肌ですが
最初は、フランスを裏切ったような形でイギリス人貴族と
結婚して劇場を去って行きながら、突然ジャコバン党の手先となって
舞い戻ってきたマルグリットに対して冷ややかな態度の観客達が
彼女の歌を聴いているうちにこの歌に込められたメッセージを
受け取り、どんどん引き込まれていって最後は観客も一体となっての
大合唱になるんです

ものすごい感動して、思わず泣いてしまいました

歌っているマルグリットを見つめるグラパン=パーシーの
優しい視線がまたたまらなく素敵で
マルグリットはグラパンがパーシーであることは
まだ知らないけど、ようやく2人の気持ちが一つになったと思える、
そういう意味でも感動する場面でした


でも、革命政府に逆らったとしてマルグリットは
ショーブランに捕まってしまいます
そしてショーブランがマルグリットを
「何故あんな歌を歌ったんだと問い詰めると
あの歌には夫・パーシーのメッセージが込められていて
自分は夫を心から尊敬し、愛しているとハッキリと
ショーブランに告げます
その話の中でショーブランはもしかしたら
マルグリットの夫、パーシーこそが自分が追い続けている
スカーレットピンパーネルではないかと気付き、
マルグリットを囮にして一味諸共捕まえようと企みます


そしていよいよパーシーとショーブランの直接対決
ここはとうこちゃんのカッコいい立ち回りに注目です
元々ブロードウェイで上演されていた時は痛快活劇みたいな
コメディ色の強い作品だったそうなので、この最後の闘いの場面も
あまり深刻すぎず割とスカッとした感じで観てて清々しかったです

最後はブレイクニー夫妻の素晴らしいハーモニーで幕を閉じるのですが、
ここはフランスからイギリスに帰る船の上という設定で
舳先に立って歌う2人がやっと本当に幸せそうで
観ているこっちも幸せな気分になれました
2人とも歌が超上手いしねー
ここで歌う「あなたこそ我が家」という歌、劇中で何度か出てきますが
この最後の場面のが一番好きでしたね
様々な要因からどんどんすれ違うパーシーとマルグリットなのに
2人の気持ちは最後まで離れないんですよねー
だからこそ本当にお互いの気持ちを理解しあえてからの
2人が歌うこの歌に感動しました


何だか説明が長くってダラダラ書いちゃった
とにかく言いたい事は・・・・

スカピン最高っ

変な言い方ですが、あまりに全てのレベルが高くて
「宝塚っぽく」ない
さっきも書いたけどあすかちゃんの「大女優」としての存在感、
ちえちゃんの迫力、アンサンブルの皆さんの一体感ももちろん
素晴らしかったけど・・・

何しろとうこちゃんが凄すぎる
カッコよくて面白くて正義の味方で歌も歌いまくってて
変装までしちゃってて皆を笑かしてて、まさにハマリ役です

ホントに「いいもん観せてもらったぁ~」と
観劇後しばらく余韻に浸りました

実は私が観劇したの、今から2週間前なんです
なんだかんだと記事にするのを伸ばし伸ばしにしてたのは
こんな風に語りだすと長ーーーくなるのがわかってたから
「時間ある時にと思ってたらこんなに遅くなっちゃった
観劇直後に書いてたら一人ひとりについてもっと細かく
書けたのに、さすがにちょっと記憶があやふやで
この記事を書くにあたっては星担当のMさん
多大なご協力をいただきました
この場をお借りしてお礼を
ありがとうございましたぁ

さて、元々来週末の一回しか観劇予定のなかった私ですが
(あ、ちなみにこの前の観劇はラッキーな事に
スポンサー会社からうちの会社にいただいた
ご招待観劇会だったのでタダ観だったのです
そんな訳であともう一回観劇することにいたしました
次回観劇時に新たな発見や思い出したことがあれば
またご報告したいと思います

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック